贖罪


 日記を書くのはいつ以来だろう。日付を見るに二週間強間があいたことになる。これはとても日記とは言えない。
 しかし、である。
 Web上に存在する文章に関して、いや、文章を見る者に関して、私はいつも考えていることがある。それは見る側の横暴さだ。
 彼らは一円の金も払ってはいないくせに更新を強要する。「いつも更新楽しみにしています」などとメールを送りつけてくるのだ。これは「見に来てやってんだから早く更新しろやボケ」の婉曲表現である。そのままに書かないところは日本的な文化であり助かるのだが、それによって受ける重圧が軽減されるわけでもない。
 彼らは一円の金も払ってはいないくせに、重労働を強要する。「カープ情報ありがとうございます。広島地区が羨ましいです。いつも見てますので頑張って下さい」などとメールを送りつけてくるのだ。これは「おらおら、カープ番組の文字おこししろや、それやってるうちは訪問してやらぁケタケタ」の婉曲表現である。そのままに書かないところは日本的な文化である助かるのだが、そうほのめかされてしまうと、アクセス数を気にする小市民への重圧は計り知れないものになる。

 考えて欲しい。サイトの更新がどれほどの労力を必要とするのか。
 その日に吸収した日常ネタ、カープ情報、それらを整理して使えるネタかどうか取捨選択を行う。そして草稿をまとめ、使えると判断したなら清書を行う準備に入る。
 ここまでで少なくとも2分は時間を使う。
 清書には最も時間がかかるわけで、おおまかに計算すると10分から15分もの時間を要することは確実だ。
 Webにアップする時間も含め、20分はみておいた方が良い。
 これほどの時間をひねり出すには何かを犠牲にするしかない。日常の生活リズムを破壊してまでサイトの更新をしろと言うのか。私は憤慨している。そんなことをしていては昼寝やテレビ観賞や何もせずゴロゴロするなどの有意義な時間が短くなってしまうではないか。
 考えて欲しい。今回の私の更新ペース、よく考えればこれは隔週刊のペースではないか。季刊誌を例に取れば異例の刊行ペースと言っても過言ではない。「早く更新しろ」ではなく「もう更新されたのですか? すごいです」と現金書留を送ってくれても良いような早さではないか。
 このスピードに文句をつけるやつがもしいたとしたら、天罰が下るに違いない(おそらくは私に)。


 と言うわけで、訪問者の方々の貴重な時間を無駄に使わせてしまっていることを大変申し訳なく思っております。ごめんなさい。なんとか週一で更新はしたいと思ってます。