【カープ帳】
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「瀬戸ぉ! てめぇ、何回目のパスボールだ!?」
 彼はコーチを見て、ふっと笑った。
 コーチはその目に戦慄を覚える。
 お前は食べたパンの枚数を数えているのか? とでも言いたげな目だった。


5月26日


◆このときそれよりも素晴らしい展開があっただろうか。この世にこんなに待ち望んだ展開があっただろうか。これ以上に、嬉しい展開が。ありがたい展開が。素敵な展開があっただろうか。
 絶望の空気に包まれるなか必死に応援していた、32,000人の大観衆は観た。両脚を踏ん張り、小兵のようなコンパクトな構えを崩さない、デッカイ新井の逞しい勇姿を。

 そんなわけでですね、勝ったんですよ、逆転勝利! こんなに嬉しかったのはいつ以来でしょうか。はるか昔のような気がします。えーっと、あ、この前の建さんの勝利以来か(けっこう最近だなオイ)。
 まさかの逆転。
 最近の戦いぶりを見ているカープファンが一番そう思ったのではないでしょうか。チャンスとは潰すもの、と定義しているかのようなここのところの攻撃を見ていると、2点差は絶望的な数字でした。それをひっくり返したのです。奇跡です。ミラクルカープ。魔術です。カープ・ザ・マジシャン。
 何がスゴイって、まぁ8回の攻撃もすごかったんですが、前田さんですよ。なんですか、あのバッティングは。ホームランもうまかったですが、クソ高いボールをあわやホームランという中りにしたあの打撃。もうブラウン管の前で僕は大笑いしました。あれはね、入って欲しかったですね。そうしたらもっとニュースでもバンバン流したでしょうし。あんなのそうは見られませんよ。音がワンバウンドのクソボールを跳ね返した、あのヒット以来のオドロキ(これは結構昔だな)。最高です。

 ま、こんな嬉しい逆転勝利だったわけですが。
 うちのサイトとしてはやっぱり「これは初回に3点を奪われたとは言えその後を粘って抑えた高橋建のピッチングが呼び込んだ勝利」と言いたい。主張したい。声高らかに叫びたい。鼻で笑われようがお構いナシに言い張りたい。
 冷静に考えれば全員でもぎとった勝利なわけですが。
 2番福地もいいですね。四球でもエラーでもシングルヒットでも長打同然ですから。使ってもらったときに結果を出すってのが重要です。東出の帰る場所をなくしてあげましょう(ポジションは違うけど。キムタクいるとややこしいな)。いや、これは東出は嫌いだ、使うな、と言ってるわけではなく、切磋琢磨して欲しいということです。朝山ガンバレ、前田の帰る場所をなくしちまえ、ってのと同じです。

 今日も勝って3タテだ!
 でも先発いねーぞ!?
 長谷川に中四日でムリさす時期ではないと思うし、苫米地もリリーフで投げてるので、誰か登録即先発ってことになると思うのですが。まさかスタ(略)
 巨人戦連勝で勢いつけましょー。
 とりあえず読売の独走に歯止めをかけられて良かったです。あのままだと確実に突っ走ってましたからね(他球団とは戦力が違う)。そうなるとどこも追いつけないでしょ。いやいや、カープはいい仕事をしました。日曜日も頑張って。



5月25日


◆昨夜は市民球場に観戦に行っていた。
 ちょっとしたファンならば当然の話だが、私は先発ローテを先読みして球場に足を運んでいる。昨日の試合は間違いなく勝てると予想していた。チケットを買ったのは先々週なのだが、そのときから勝利を見通していたのである、見事と言うしかない。実際に勝ったあとで「予想してましてん」などと言っても何にもならない、と思われる方もいるだろうが、これは信じて貰うしかない。本当に私は完封勝利を予想していたのである。違ったのは先発投手だけだ(11土曜・高橋建だったので→18日土曜24日金曜は高橋建と予想していた)。些細な違いである。誤差の範囲内と言えるだろう。
 以上のことからも分かるとおり、カープに関する知識、論理的思考能力、不確定要素を見極める柔軟な姿勢において、私の能力はカープサイト界でも突出している。カープの未来を見通す能力にかけては私の右に出るものしかいない。抜きん出ているといっても過言ではなかろう(負の方向に)。
 さらに、私は生観戦に強いというジンクスがある。観戦に行くと勝ちゲームを見ることが異常に多いのである。その証拠に、私の「生観戦で勝ちゲームを見る確率」は9割を越えている(引き分け試合を除けばどちらかのチームが勝つため)。

 とりあえず黒田投手、完封勝利ありがとうございます。



5月22日


◆戦力がなくて切羽詰ってるときの救世主ではなく、皆が調子を上げている中でさらに援軍が出てくることこそが重要です。野村様の復帰は近い。

◆矢野がアレなので残る若手先発カードは河内投手くらいなのですが、イマイチなようです。
 伸び悩みな若手が多く首脳陣も頭の痛いところなのですが、佐々岡、黒田の腰が問題なくなり一軍のローテが当初の予定通り四本揃えば「何故今まで出てこなかったのか?」と不可思議なくらい若手の台頭が始まるに違いありません。チームとしての勢いってのは重要ですからね。雰囲気につられて爆発的な成長を見せる選手はままいます。
 とでも考えとけば。
 来たるべき明日の話をしましょう。

◆今日は佐々岡ですかね?
 昨日サンスポの記者は自らの勝手な想像をもとに記事を書いてましたが、蓋を開けてみればローテ通り初戦は長谷川。ま、この記事はカープを貶めたというよりも、今が旬の横浜ネタにからめて無理矢理書いてるって気もしますが。

◆8回に一挙6点をとられて逆転負けの阪神タイガース。巨人が走り出したら困るんですってば。あの戦力で走られたら追いつけないんですから。いやまぁ、週末来週と巨人中日と戦う広島なんで「俺たちがとめたらー」と言いたいとこなんですが、今は正直他力本願寺です。
 佐々岡の腰痛は大丈夫なのか、黒田がどんな状態で復帰してくるか、それがはっきりしないと大きいこと言えませんからね。いやいや、身体の丈夫さってのは重要ですね。佐々岡はまぁおいとくとして(この人も異常に丈夫)、他のやわな投手には高橋建の丈夫さを分けてあげたいものです(あまりに壊れない投手なんでファンも彼が異常に酷使されてたことを忘れてるっぽい)。


5月19日


◆金本の調子がようやく上がり、ディアスも復調の兆し。黒田は紅白戦で登板し、巨人戦の初戦あたりに上がってきそうな予感。佐々岡もチームに合流しております。
 不安を押し隠し、これらを明るい話題と仮定します。
 すると今後の展開がまざまざと目に浮かびます。

 カープは大舞台に弱い選手が多い。
 そう、注目されると弱いのです。
 江藤など押しも押されぬ球界の4番的な位置にいたこともありますが、球宴などではまるでダメでした。清原などとの違いはそこでしょう。これは他の選手についても同じです。大舞台で活躍した選手なんて、浩二さんと衣笠さん以来いないのではないかとさえ思います(言い過ぎ)。

 つまり何が言いたいのかと言うと。
 六月はサッカーのワールドカップが始まります。
 国民の目(というかマスメディアのとりあげる話題)はほぼすべてW杯になることでしょう。野球を見る人間などいなくなります(サッカーしかみんな興味ねぇよ、とメディアが誤解します)。
 そこでカープの出番です。
 誰も見ていない間にコソコソっと連勝を続けるに違いありません。

 7月に入って皆が気づいたときには、カープは首位戦線に名乗りをあげているでしょう。楽しみです。


5月14日


D 9-2 Cで負けてしまいました。これでなんと5位転落なんですね。借金1で5位というのも、なんと言うか、アレなわけですけども。
 この時期はいいんですってば!
 順位なんてどこでも!
 今は戦力を整える時期です。重要なのはシーズン終わってどこにいるか、ですからね。

 1994年、僕は高校生でした。
 夏休み前の体育の授業、プールで泳いだ後、僕はカープファンの友人と盛り上がっていました。現在は下位に低迷しているとは言え徐々に整いつつある戦力を鑑みれば優勝は間違いない、と楽しい会話を繰り広げていたのです。そこに通りかかった巨人ファンの同級生が暴言を吐きました。
「んなわけねーだろ、アホか」
 それはもう、鼻で笑ったのです。
 小バカにされたのです。
 悔しかった。
 本当に悔しかった。
 カープが最下位では何も言い返せない。ただ黙り込み、巨人ファンの腹に蹴りを叩き込むことしか出来なかったのです。あのときの屈辱は忘れられません。
 だがしかし、盛者必衰、おごる平家は久しからず、牛に引かれて善光寺参り。夏休み明けの教室では、カープファンの高笑いが響いていました。

 1994年当時、就任したばかりの三村新監督は言いました「トータルベースボール」と。その言葉通り、前半戦は最下位を這いながらも戦力を整えていたカープは8月に入り快進撃、前半戦戦列を離れ気味だった江藤の大爆発もあり10連勝したのです。そのとき1位で8月にもマジック点灯と言われていた読売が連敗を重ねたこともあり、10試合で8,9ゲーム差を縮めて優勝戦線に踊り出ました。

 そんな故事をふまえれば!

 ……ふまえすぎると秋口に失速しちゃうのでいいとこどりでふまえれば!

 まだ5月。
 そう、まだまだシーズンは長いのです。
 これからこれから。
 勝負は黒田、緒方らが戦列に復帰する夏以降です。

 というわけで皆さん、明るい話題をむりやりひねり出しては口にしましょう。言葉には魂があります。カープファンが明るく会話をしている限り、希望の灯火が消えることはありません。

 つーかね、ネガティブになる要素なんてどこにもありませんよ。
 高橋建は安定したピッチングを続けている。長谷川はその才能開花宣言間近、新井は穏やかな心を持っているのでそのうち怒りで覚醒しますし(今は界王拳10倍あたり)、金本は徐々に復調しつつあります。黒田も近々の戦線復帰のあかつきには投げるたびの勝利で10連勝どころの騒ぎではありません。河内も球宴後には間違いなくその勇姿を一軍で見せてくれるでしょう。さらに二軍には横松、大竹など来年以降の好素材も揃っています。ドラフトでは即戦力補強も為されるでしょう。苫米地はさらに男に磨きがかかっています。ベルトランも舌好調、スタニファーもさらなるハッタリをかましてくれるに違いありません。瀬戸の再脱走は気になるところではありますが、矢野と酒井のフュージョンも完成間近と専らの噂です。
 イケル! もうイキまくり!
 広島サイコー

嶋が一軍昇格なわけです。ここで一気にスタメン起用などしてみてはいかがでしょう。センター木村拓、ライト嶋で。前田さん? ……ま、今日はお休みってことで。あ、一塁でもいいですよ。
 前田や野村は休ませながら使おう使おうとしていた監督なのに、緒方選手は出ずっぱりでしたね。前出の二人に比べて「スタメンとして欠くことの出来ない戦力」と考えていたことが分かります。その緒方が離脱ってのは痛いですね。早く治してもらって、出てきて欲しいものです。まぁ焦ることはなく、夏場の決戦時に間に合えばいいって気もしますけど。

藤井が疲労性腰痛(サンスポ)
 なんか今年って各球団故障離脱者とか違和感訴える選手とか多くないです? 中日の野口にはじまり、阪神は赤星に矢野、読売は清原仁志(戻って来たが)に入来、横浜は野村、佐伯あたりですか。どうなってんでしょ。夏秋の過密スケジュールに向けて、ベテラン勢はお休み期間なのでしょうか(んなわけない)。


5月12日


◆若手投手の成長度合いというものに一般論は成り立たない、ということが一般的に言える。ある年、突如として現れ二桁勝利をあげる若手投手は後を絶たない。解説者なども「藤井があんなに勝つとは計算外」という類のことを毎年発言しているではないか。
 彗星の如く現れる若手。
 それは人に知られぬ努力なくしては成り立たない。

 二年ぶりの勝利をあげた苫米地もそうだ。

 苫米地投手の父は言う。
「正月にも家に帰らず、神社の階段を走ったりしてた」
 ボールを握って離さないなどの逸話を持つ苫米地だが、これもまたマンガチックだ。それにしても、家にも帰らず練習している息子のことを何故父は知っているのだろう。隠れて観に行っていたのだろうか、アキコねーちゃんみたいな姉でもいるのだろうか、それとも苫米地自身が「神社で走ってました」と報告したというのだろうか、それは誰にも分からない。
 二年目に投げられなかったことを悔やむ気持ちが、彼を練習に駆り立てたに違いない。とにかく、それだけ練習していたということだ。

「2回の先発で失敗したのでもう失敗できない。思い切って腕を振って投げる。勝負を挑むという気持ち。スライダー中心だったので、インサイドを攻めることを心がけた」
 と苫米地は先日の勝利を語る。
 先発では中盤、5回前後になるとつかまっていた。これを見て、苫米地のスタミナを心配する声が出ていた。確かにそれもあるかもしれない。しかしそれ以上に言える事は、こういう二巡目三巡目で相手打線に捕まる投手というのは「攻めのパターン」が少ないというのも原因の一つではないか。
 例えば菊地原。以前から打者一巡までは抑えるがその後が続かないという投手だった。これは球種の少なさも原因のうちだろう。ストレートとスライダーだけでそうそう長い回抑えられるものではない(直球が140後半出せるようなら、また話は別だが)。しかし短いイニングならば通用する。これが、昨年リリーフ専任になり仕事が出来た要因の一つだ。
 高橋建もシュート、右打者の外角へ沈むような球を覚えてから長い回を当たり前のように投げられるようになった。以前はストレートが抜群のときなら大丈夫、というピッチングだったのが、調子が悪くてもそれなりに組み立てが出来るようになったというわけだ。
 苫米地もこれと同じなのではないだろうか。
 なぜあれだけ練習して、さらに若いというのにスタミナがないのか、という疑問。スタミナというよりも長い回を投げるためのピッチングの組み立てが悪かったから、これが答えの一つの候補かもしれない。
 インサイドを攻めることで投球の幅が広げていけば、長い回のピッチングの組み立てが出来るようになれば、十分に先発でもやっていけるようになるだろう。今すぐに、というわけでもないだろうが、今年中継ぎとして経験を積めば、来季はローテに入っていけるかもしれない。
 現在は先発陣が苦しいので、谷間の先発もあるだろう。その時にうまく結果を出すことが出来れば、今シーズン中に開花する可能性もある。期待したい。



5月10日


◆サンスポによると長崎で坂元弥太郎投手(YS)が初先発だそうです。
 坂元投手と言えば神宮での広島戦で野村選手に決勝ホームランを浴びた投手。しかし注目するべきは、その後の試合の中継ぎで素晴らしい投球を見せていることです。あの自責点1だけでしばらく抑えてたんじゃないかな(今は2点失ってるみたいですが)。プロ一軍の洗礼を浴びたことで、凄まじい成長を引き出しているといえましょう。
 荒っぽいやり方で念能力を引き出された様で。
 例えて言うならカストロです(野村謙二郎がヒソカ)。
 一文字さんと同じ名前ということで注目してましたが、別の意味で注目したい素材です。ガンバレ。あ、頑張ったら困るわ。

 石川くんは来ないよね? 月曜に投げたばっかだし。藤井も来ないし。勢いに乗るためにも佐々岡、高橋建に何とか踏ん張って貰いましょう。お天気が心配ですが。


5月9日


玉木重が登録抹消ですってよ奥さん!
 腰痛ということらしいのですが。再発ですか? 腰は怖いですからねぇ。一昨年やっちゃったときは「さすがのタフネス玉木重もついに」と思ったものですが。どの程度なんでしょうか、心配です。勝ちパターンが……。早いとこ酒井が復調したうえで上がって来て貰い、ベルトラン、苫米地、酒井、小山田でいくしかないでしょう。
 でも唯一実績のある玉木重が抜けると芯が通ってない気がするなぁ。困ったもんです。
 幹英が良ければね。
 無理?
 ダメですか、そうですか……。

 果たしてどうなってしまうのか?
 広島東洋カープの明日はどっちだ!?(ジョー)

◆昨日、今日とお昼14-15時台にウエスタン中継があったわけです。何故この時間にやってたのかは謎です。毎試合ノーカットで深夜にやってくれるようになったらありがたいんですが、まぁ無理でしょうね。僕にセフレが出来る可能性よりは高いのですが。

 昨日は先発が横松だったのですが、なかなか良かったと思います。しかし抜群の安定感を見せていた姿はなかったのだそうで。
 え、アレで?
 まだまだスゴイわけ?
 二年目なのに?
 これは期待していいってことなんでしょうか。横山みたいに3年目に10勝したりして。ウヒヒ。妄想が膨らみます。

 今日の先発は山内。
 まぁ、そろそろ……ね。

 倉がファーストに入ってましたが、これからどうするんでしょうかね。どこを守らせたいんでしょう。捕手? 前コンバートかと言われていた外野? ファースト?? どっちつかずで終わるのも何なので何とかして欲しいもんです。

 一番見たかったのは朝山なんですが、広島中日戦ってことでDH制ナシ。スタメンじゃなかったです。やはりまだ守備は無理ってことなんでしょうか。早く治って欲しい。5年前に台頭してきてて当然って選手なのに。故障は怖いです。
 まぁ、嶋が打ってたからいいか。
 だからさ、朝山、新井、嶋でクリンナップ打ってくれっちゅーねん(もちろん一軍の)。



5月6日


◆平日の横浜戦のチケットが全く売れてません!
 ライトの外野指定席さえ余ってます!

 まぁ、それはそれとして、市民球場の課題はやはり二階席、内野B指定席チケットをさばく方法でしょう。疎外感があることが一番の問題点です。グラウンドの一部も見えなくなったような気がします。
 観戦だ、観戦だ、嬉しいな、たったらたー。
 とスキップしながら初めて球場に行ったのにあの席だったら、正直ヘコむと思います。通な方は「たまには風を感じながらのんびりするのもいいな」と思えるわけですが、ウキウキしながら球場にきた無知蒙昧なる民草(例えば俺)だとそういうわけにはいきません。
 果たしてどうすればいいのでしょうか。二階席で楽しむ方法を考えなくては!

 ただ一人、二階席に陣取り、下界を見下ろす。
 優越感を感じられたらしめたもの。

「ハハハハハハハ、人がゴミのようだ」(ラピュタ)

 意外に楽しそうじゃん。イケる。
 おさげ髪の少女を連れて行ければ気分も最高潮。
 シータ役募集中。

 ついでに皆様の考え出した「B指定席での応援を楽しむ方法」も募集しております。



5月5日


◆ごめんなさい、さすがに今日の采配は弁護できません。
 いや、特に8回のあの福地代走の場面ね。
 トリップしてたんでしょうか監督。ダメですよ、薬物検査はちゃんとしとかないと!

 あ、矢野が抹消で幹英上がってきてますね。
 河野じゃなく矢野を下げたのは、やはりあのピッチング見たら一軍に置いとくわけにもいかんでしょ。打たれるのはいいけど萎縮した投球は良くない。若者とは、ルーキー時の山内みたいに130キロの直球をど真ん中に投げるくらいじゃないとネ!

 大味な打ち合いならあの打線でもいいけど、やっぱ接戦だと1番木村拓じゃないといかんかなぁ……。ちなみに、大味な打ち合いの試合なんて年に何回もあるわけではありません。

◆「とんでもないプレーや。ミスはあるけど、やっちゃいかんミスや」と、試合後なぜか語尾を「や」でコメントしたらしい山本浩二監督。
 これは明日からのファースト新井、サードでぃあす、セカンド木村拓也への布石なのでしょうか。ロペス問題からこっちチーム内に不穏な空気を感じるのは気のせいですか? 気のせいであって欲しいものです。なんと言うか、メディアの方がその方向性でコメントを引き出そうと努力しているような気もするのですが、まぁそれにしても。

 浩二さんの長所は、試合後に選手を責めるコメントをあまり出さないところだったと思うのですが、どうしてしまったのでしょう。高橋建が横浜戦で調子悪かったときも、責めるようなコメント出してましたよね。ああいうのって、昨年はホント少なかったと思うんですけど……。
 そう言えば二年前の達川監督もこんな感じでした。
 このままいけば、あの時の建さんのように精神崩壊に追い詰められる選手が現れるかもしれません。いや、高橋建だから自我崩壊で済みましたが、叛旗を翻す選手が出てきたらどうしましょう。心配です。

 翻る叛旗、訪れるは訃報。
 カープ球団に寧日なし!


5月3日


◆GWですよ皆さん!
 楽しいですよね、GWって!
 え、GWって何かって? キミね、そんな愚問を――

 うらー、澤崎!
 練習中にガンダムWのビデオ見てんじゃねぇぇぇ(ナイフ投擲)

 おっとっと、ごめんなさい。
 GWってもちろんガンダムWのことじゃないですよ。
 そ。
 グリーンウッドですグリーンウッド。ここはグリーンウッド。
 面白いですよね。
 光流(みつる)先輩っていいですよね。理想の先輩です。でも僕が一番好きなのは蓮川クンです。カープでキャスティングするなら、金本が光流先輩で新井がすかちゃん? あ、あんなごっつい蓮川クンなんてイヤだ! でも今ってGWでグリーンウッド思い出す人なんていませんよね。とてもとても悲しいです。

 まぁ、そんなわけで、ゴールデンウィーク広島市民球場初戦の阪神戦。観客は大入りの32,000人。GWとは言え横浜戦などだと二階席の端は空席だったりするので、やはり阪神戦ってのはお客が入ります。
 これだけのお客さんが来てくれました。
 大声援です。

 ここで魅せなきゃ男が廃りますよね金本さん!

 甲子園の試合のとき「大声援が羨ましい」と呟いていた金本さん!

 ディアス敬遠の後2点適時打で4番の面目を保った金本さん!

 ここぞという場面で盗塁死して球場の空気を凍らせた金本さん!

 乱打戦なのに5打数1安打の金本さん!

 2打点を挙げた人にこんなこと言うのもなんですが、あの盗塁死は勝敗を分けたと思いますよ。しかも、あの楽々アウトの光景だと勢いも萎みます。もー。困ったちゃんだなぁ。40盗塁するんじゃないの金本さん!?

 河野と矢野は、まぁ、あれは仕方ないでしょ。魅入られたように点をとられてましたね。あのムードでは誰が投げてもダメだったと思います。とは言え、矢野の球を置きに行く投球はちょいと悲しかったですが。雨だったし初登板だったし満員の阪神戦だったし、条件は悪かったと思いますが……。
 矢野は、苫米地の代わりに登録即先発ってのをやらせても良かったんじゃないかな、と思うんですが。ダメ元で。
 継投についてはあまり言うことないんですが、一二軍投手の入れ替えについてはよく分からないところが多いんですよね、今年。自軍の戦力について暗中模索って感じ。若手を持て余し気味なんですかね。酒井なんかは一軍にずっと置いて調整させながら使った方がレベルが上がると思うんですが。入れ替えはスタニファー枠(敗戦処理枠)でいいんじゃないかと。もしかしてどっかに違和感とか、そういうことなんですか?

 とりあえず、次の試合は高橋建で何とか取って欲しいと思います。ここで建さんまで崩れるとヤバイと思います、さすがに。何がって、シーズンの行方というより、ファンの心が。


5月2日


『Phantom of Carp』

「あなたは酒井(ツヴァイ)。二人目の玉木(わたし)。だからあなたも、登板することでしか存在することを許されない」


「まず最初に、教えておく。カープの一軍にいるなら、今、この瞬間を投げ抜くことだけを考えろ。昨日のことは忘れ、明日のことは諦めて、ただ今日のためだけに全力を尽くすんだ。一軍に生き残るっていうのは、そういう事だよ」


「今日も……また登板か」
 酒井が苦しげに呟いた。
 肩が痛い。
 とても痛い。
 なのに、また投げなくちゃいけないのか。
「夢だ。今告げられた投手交代はきっと、ただの夢だ……。
 ……こんなの嘘だ。全部、何もかも、悪い夢なんだ」
「そう思うことで慰めになるなら、構わない。夢だと思っておきなさい。……でも、長い夢になるよ」
 玉木重が静かに言い放った。


「もう二度と、自分が奴隷だなんて思っては駄目だ。そんな風に考えている限り、きみは、きみを貶めている相手に勝ちを譲ることになる」


「言っただろう。長い夢になるって。だからこれは、夢の続き。酒井、お前が壊れるか、二軍に落ちるまで……決して覚めない夢」






 なんて書いてたら、酒井くん登録抹消になってるじゃん!
 ちくしょう。
 これだから山本カープはネタにし辛い。
 達川カムバック(いいのか?)


5月1日


◆僕は愕然とした。
 今日は横山の完封が見られるに違いない、とウキウキ気分で帰宅し、テレビの電源をいれ日テレにチャンネルを合わせた途端、表示されたのは「G 9-2 C」という文字列だったのだ。
 う、ウソだ、こんなことってあるもんか。数字の部分だけ180度回転しているのではないか、本当は「2-6」でカープが勝っているのだろう。そうだ、そうに違いない。こんなところに帝国軍が現れるわけがないのだ。僕はアスターテ会戦におけるムーア中将になりかけた。しかしいくら見ても数字は変わらず、しかもマウンドにはスタニファーが立っているとあっては、この点差が現実なのだと理解せざるを得ない。しかし感情がそれを許さなかった。
 横山はいったいどうしたのだ。
 スタニファーが先発だというのか。
 何が起こったのだ。
 愚問に答えてくれる人は誰もいない。僕は呆然と宙を見詰めた。ウソだ、こんなのはウソだ、これは夢、そう、悪い夢なんだ。

「そう思うことで慰めとなるなら、構わないわ、夢だと思っておきなさい。でも、長い夢になるわよ」

 本当に長い夢でした。1時間延長とはね。
『ごくせん』の放送時間が遅くなったじゃないか! ちくしょう、日テレめ、許さないぞ。

 それにしても、よりによって読売戦で横山や苫米地や酒井が打たれちゃうとはね。「酒井はまるでダメ」と早合点する野球ファンも多いんだろうなぁ……。なんだかんだ言って、まだまだ地上波で全国中継される読売戦の影響力って大きいだろうし。ふぅ。なんてこった。