【カープ帳】

3月29日

●『戦力分析』

 私はカープを応援している者である。
 カープと、そしてカープファンと、喜怒哀楽の感情を共にしてきた。カープが勝てば喜び、そしてカープが負ければ悲しんだ。カープが優勝でもしようものなら、例えば高校の時は裸で学校の廊下を走り回り、大学の時は講堂を占拠して自作のカープ応援歌を朗々と歌い上げたものである。変人と言われようが変態と蔑まれようが意に介してなかった。それほどカープを愛しているのである。ちなみにカープが最後に優勝したのは私が中学生の時だ。

 しかし、と私は決断した。
 今年からの私は去年までの私ではない。カープが負け続けたからと言って鬱になっても仕方がない。カープが勝ち続けたからと言って浮かれていても意味がない。ただの趣味である野球観戦にその日の喜怒哀楽を支配されるなどもう沢山だ。
 私は今年からカープを、まるで実験動物を見る科学者のような目で見ていこうと思っている。感情面を排し、理論的に野球を観ていこうと決心した。そんな私のサイトをこれからも見守ってくれると大変嬉しい。

 と言うわけで、そのような姿勢で今年のカープの戦力を分析してみたいと思う。勿論、ペナントレースを考察していく上で、カープだけを見ていたのでは意味がない。他球団の戦力についても言及していく。
 まずは、オープン戦での各球団の戦いぶりを考察してみよう。
 私は今年、カープの試合だけではなく、各球団の試合をつぶさに見た。横浜の石井琢朗がケガをした瞬間も見ていたし、阪神の井川がヘタレ投球をした試合も勿論見ている。そして、かなりのデータが集まったのである。
 しかし、全ての試合のデータを合計して考察しても役には立たない。あらゆる状況について条件分けをしなければいけない。統計的手法とは、何でもかんでも合計して平均をとれば良いと言うものではないのだ。例えば江川卓のスカウティングレポートという本では、打者投手についてカウント別、状況別(1、2塁に走者がいる場合、3塁のみの場合など)の成績が掲載されている。ひとまとめに数字を見るような盲目的な分析をしていては意味はないのだ。このような科学的な考察から、私はカープの試合について「調子が良かった時」と「悪かった時」とに分類して考え、吟味のうえ「調子が良かった時」のデータのみを扱うことにした。同じ論理思考から、他球団のデータは「調子が悪かった時」のデータを採用した。
 どうだろう、この時点で今までの私のサイトとは違うことが薄々解ってきたのではないだろうか。
 しかしこの程度で驚いていてはいけない。私はさらに、選手個々についてのデータも整理して考えることにした。言うなればプロファイリングだ。私は、球団内で殺人事件が起きたときには選手の誰が犯人であるかすぐさま当てる自信がある(不幸にして真犯人が選手ではなかった場合は、新井をスケープゴートにする所存である)。当たり前の話だが、1試合の中でも、例えば打者の場合、好結果が出る打席もあれば凡退する打席もある。これら、打席毎の結果についても分析して行かねばならぬだろう。「この試合誰それは5打数2安打だった」と言う結果だけを扱っても正しい判断は出来ない。そこで私は、コンピュータに試合毎のデータを入力して結果をはじきだすフィルタリングプログラムを開発した。このプログラムの開発には一昼夜にさえ到底及ばない程長期の時間を要した。出来映えは本人だけは感心することしきりで、より意味のあるデータを手に入れることが出来るものになっている。このプログラムがどのような思考過程を辿って動作するのかを紹介すると、カープの打者の成績については安打、四球など塁に出た打席のみを抽出し、凡退した打席を排除するのである(他球団の打者については凡退のみが抽出される)。このプログラムは人間の精神、思考過程をスマートにモデル化していると自負しているのだが如何だろうか(一部、併殺打や失策をのみ抽出して記憶している人間も存在するが)。
 私はこれらのデータを元に戦力分析を行った。

 驚くべきことだが、この分析の結果だと、カープの優勝確率は100%なのである。しかも、チーム防御率は0.00であり、チーム打率は10割なのだ。皆さんお分かりだと思うが、このインポータントデータ(ID)による分析の結果がこうだと言うことは、実際のペナントレースも大筋ではこのような終幕を迎えるに違いない。科学的考察と言っているからには誤差も考えておかねばならぬだろうが、しかし他球団との戦力差を考えて見れば(他球団の今季の予想チーム打率は皆0割台である)意に介する必要もないことが解る。

 今年のカープは優勝である。
 しかも、私には毎節どの球団が勝ち、負けるのかと言うことを完璧に予測できるような気分になっているのだ。サッカーくじが話題になっている昨今、野球クジがないことが残念でならない。もしあれば、一年間終わると私は億万長者である他者に羨望の眼差しを向けているであろう。

 今日の分析について、私は自信満々である(実は不信満々でもある)。しかし、ヒトという種族は向上心を忘れて弱肉強食の世界を生き残れる種族ではない。私はこれからもデータを集め続け、分析を行い、このサイトで発表し続けようと思う。
 是非、また読んで欲しい。
 そして是非、感激して志賀に現金書留を送らずにはいられないような精神状態に陥って欲しい。

3月7日

 NHKで午後1時から中継があるはずだったんで録画予約して行ったんですけど、ビデオ録れてませんでしたわ。ええ。国会中継のせいだ! なんてことは言いません。日本は民主国家ですからね。ボクも国民として政治に関心を持つのは当然です。ああそうですとも、ビデオ予約して、それだけを楽しみにして帰ってきて、お前の顔が出てきたときの落胆、解るか、ええ、解るのか森総理ぃぃっっっ、なんて言いませんとも。
 落胆したボクに出来たのは、議長が次に発言する人を呼ぶときの独特のイントネーションを真似ることくらいでした。「フクダ、カンボーチョーカン」。関係ないけどあの発音、好きだな。口にした時の気持ちよさは「ピッチリ横分け鼻デカ兄さん」とタメ張れるね。田中角栄に続けて政治ネタものまねを1つ覚えたぞ。

 そんなわけで、諸事情で広島巨人戦は深夜の録画放送になったみたいです。まぁやってくれたんだから文句は言いますまい。
 結局2−0で勝ったわけですが、いや、鶴田投手良いですね。今回が特別だったのか、これが当たり前のピッチングなのか、後者だとしたら十分ローテで投げてくれるでしょう。もう覚えてなかったけど、こんなにコントロールが良い投手だったの? コースにズバズバ決まってました。故障あがりってこともあり、長い回はどうかと言う不安もありますが、山内と長谷川が結果を出せない今、この鶴田に一筋の光明を見出すしかありません。
 菊地原。
 どうでしょうね。シンカーか抜きシューか知りませんが、アレが使えるなら、ようやくちょっと任せてみようかと思える投手になってきたかもしれない。すっぽ抜けのへなちょこカーブもありましたが。とりあえず、1イニングくらい抑えられる投手になってくれ。
 玉木重。
 今日はとても良い玉木でした。フォークなど変化球が鋭い。やはり中継ぎの柱はこの人しかいないね。明るい材料が揃ってきた。
 佐藤と幹英は眠いんであまり見てません。抑えたんだからそれなりに良かったんじゃないの?

 いやいや、リリーフ陣は揃ってきそうな雰囲気があるじゃないですか。抑えをどうするかという懸案事項があるにせよ。首脳陣はやっぱ幹英には期待してるのかな。最後に投げること多いし。
 投手陣。やっぱ針がどっちに振れるかは横山次第か。

3月6日

 そう言えば由宇に練習見に行ったとき、栗原って守備練習やら何やらに参加せず、1人黙々とガニ股中腰でずっと壁当てやってたような。ハブにされてるわけでもなく、コーチも話をしに行っていたことから、故障で何も出来なかったのかゴロとか捕球する時の姿勢を矯正していた、ってとこだったんかのぉ。

 兵動の話。
 松原コーチは「この時期に兵動がここにいるとは思わなかった」と首を傾げることしきりだとか。秋にはまるでダメだったようで、「守備はポロポロこぼしてるし、目に止まるモノが何もなかった」んだそうです。今は一軍帯同している兵動、「結果を出しているうちは落とすわけにはいかない」など、え、落とす気満々なんですか松原さん、と言いたくなるようなコメントをコーチは残しています。

3月5日

 夕方のニュース見てたら、どこも「市民球場にあの怪物クンが!」みたいなことを言っていました。さすが平成のスーパースターですね、一般人、メディアともども注目度が違います。とでも言っておきましょうか。

 滝沢クンのCM見てて思ったけど、苫米地って結構似てますね(大人の男になってきた、と一部で不評のタッキーですが、だからこそべちに似てきたのか)。おなごどもがキャーキャー言うのも分かります。

横山「まぁ、あれだな、高橋建さんには及ばないな」
新井「そうだな。経験を積んで深みと成熟さを増したら、オレの対抗馬になるかもしれんな」

 あー、ポプラン役を誰にしようか、迷った迷った。

3月4日

 今日の西武戦を見てハッキリと分かった。首脳陣の構想も──3番朝山、4番新井、5番嶋と言う次世代クリーンナップだと。ボクの妄想と100%合致するぞ、カンラカンラ(勘違い)。

 今日は6番朝山、7番新井、8番嶋という打順だったのだ。
 ちなみに実況アナは「新井より朝山の方がバッティングの評価が高いと言うことでしょうか」と言い、解説の達川さんは「そういうことじゃなくて、新井をシーズンでも7番で使うと言うことではないか」と言っている。

3月2日

 キャンプ終了。監督賞を貰った朝山と兵動には期待しております。誉めれば誉めるほど伸びる素材、兵動秀治をどうぞヨロシク。
 で、広島に帰ってきた選手達。新井は休日にも関わらず練習してたそうで。結果が出て欲しいものです。
 佐々岡は11日、17日、23日にそれぞれ2,4,5回登板予定。3/30の開幕戦へ向けて調整開始か。