−−今の調子ですけど、どうですか? 高橋建「普通ですね」 −−日曜日の東京ドームの試合を振り返りたいんですが、一打逆転の場面の 清水の打席で出ましたよね。そして代打は右の広沢。 高橋建「今シーズンで一番緊張する場面だったですね。1点差で一打逆転の 場面ですね。ミンチーも頑張ってたから、点がやれないから。 結果が良かっただけで、内容は良くなかったので…ホッとしてます」 −−信頼度ナンバーワンかなと思うんですが? 高橋建「いや、そんなことないですよ。幹英とか横山、玉木も調子良いので、 みんないいので一番信頼されてると言うのは…無いと思う」 −−高橋投手の課題はコントロールだと思うんですけど、ここ最近3試合、 四球や死球がなどがないんですよね? 高橋建「そうなんですか? どうなんですかね、解りません」 −−コントロールに関しては自信を持ち始めたのでしょうか? 高橋建「…解りません(笑い)」 −−高橋建投手は中継ぎと言っても、早い回から投げることもあれば、終盤 投げることもありますが、いつ投げるか解らないことがありますか? 高橋建「あの、解らないことが多いんですけど、初回から投げる場面がいつか 考えながらやっているので、それが上手くいってるのではないか」 −−気持ち的にも色んな場面で投げるので、どうなんでしょう? 高橋建「走者がない場面の方が投げやすい。走者がある場面ではなんとか先発が 頑張ってくれないかと思っている」 −−機会があれば先発がやりたい? 高橋建「そうですね。長いイニング投げたいですし、頑張りたいんですけど。 その試合を左右するのはやはり先発が多いのですから」 安仁屋「彼を先発に推している。特にこの横浜戦なんかいいのではないか。 明日でも勿論良い。 やっぱ球のキレが良い。意外と優しそうな顔をして度胸が良い。 やはり投手をやっている以上先発がみんなやりたいはず。そして先発が 最後まで投げきる」●スポニチの記事(98/07/07)
──ここまでに6試合先発している。その中で一番悪かったのは?
高橋建「函館の横浜戦(6/20、5回2/3で2失点)ですね」
──まだ完投がない。スタミナに不安がある?
建さん「スタミナは大丈夫です。市民球場の横浜戦(5/28)と甲子園での阪神戦(6/12)では、完投できると思ったんですが…」
──150球でも160球でも不安はない?
建さん「今年の最高が倉敷の阪神戦での127球です。まだ150球も投げたことがないので不安はありますが、出来ないことは無いと思います」
──今、何歳?
建さん「29歳です」
──29歳か…。でも肩は使ってないんだよね
建さん「そう思います。大学(拓大)4年生から投手を始めましたから」
──去年の二段モーションから、今年は右足をゆっくり上げるようになった。それで間が取れている。
建さん「今年の開幕はファームからのスタートになった。ゆっくり考える時間がありました」
──フォームなどについて、色々考えた?
建さん「2軍の外木場さん(投手コーチ)や片岡さん(バッテリーコーチ)と良く話をしました。二段モーションにクレームがつくのなら、ゆっくり右足をあげてみようと…」
──ゆっくり、かつ大きく右足を上げるようになって、見ていてもいい感じだよ。投げ急いでもいないし、間もできた。
建さん「中学の時に少しピッチャーをやった際に、大きく右足を上げていた。バッターに自分の姿を大きく見せよう、と…(笑)」
──新しいフォームで投げるようになって、去年と変わった?
建さん「コントロールは良くなったが、スピードは遅くなりました。でも、相手のバッターは”球のキレが良くなった”と言ってくれます」
──いいじゃない。私が見ていても、真っ直ぐのコントロールが良くなったと思うよ。
──持ち球は真っ直ぐ、カーブ、スライダー、フォーク、シュートかな。
建さん「カーブとシュートはただ投げるだけです(笑)。一昨年川端さんに”スライダーを覚えたら楽だぞ”と言われて勉強しました」
──それで、どうだった?
建さん「難しかったですね。最近ようやく曲がるようになってきました」
──ボールは少し動けばいいんだよ。バットの芯を外してしまえばいいんだから、大きく曲げる必要はない。
建さん「投げていても良く解ります」
──29歳だが肉体的にはまだ若い。これからはピッチングを覚えていかないといけないね。色んな人とよく話をする?
建さん「函館の横浜戦では6イニング目に捕まってしまいました。球が高めに行って…。その時大野さんにアドバイスして頂きました。いい人が近くにおられます」
──これから何年も投げられるように、色んなものを吸収して欲しい。良い野球人生を送り、背番号22をカープの歴史に残さないとね。
建さん「頑張ります」